ドラクエ10職業考察
<戻る>

1stディスク初期6職
戦 士
・素早さこそ低いものの肉弾戦の能力に優れる。1人でプレイするならAボタンを押しているだけなので一番楽。HPは12職で一番高く、攻撃・守備 も堅いの で格上の 敵でもそこそこ通じる。
・高確率でヘナトスの効果があるやいばくだきが必要かどうかが全て。物理攻撃がメインのボスならば、戦士が張り付いてやいばくだき連発で安定す る。詠唱 時間の長い大技を「たいあたり」で潰せるのも利点。逆に魔法攻撃がメインのボスだと、同じ壁役でもパラディンの方がいいだろう。
・斧装備ならかぶとわりで守備力も下げられる。片手剣だと盾スキルによるさらなる堅さが売りとなる。両手剣は戦士としてはあまり求められていない が、バト マ スと兼用で使っている人も多い。
・レベル上げで前衛を入れたい時には攻撃力と堅さが高いので、武闘家やバトマスではまだつらい格上の敵を狩る遠出で需要はある。
・サポート仲間だとやいばくだきはともかく、たいあたりをほとんどしないのでボス戦に連れていく意義は薄い。斧スキルのまじん斬りを持っている と、メタル 系 に使って くれる。
武闘家
・武闘家は本来、手数が多い代わりに前衛の中では攻撃力・守備力に劣るので、格下には強いが格上には攻撃が通らないという立ち位置だった。ただ、 レベル上限が上がるにつれて武闘家では攻撃が通らない敵がドンドン減っているので前衛の中では需要が高い。
・よって、自分より強い敵と戦うと攻撃が全く通らない事が多数あるので注意。格下相手に強い職業、と言うことを忘れてはいけない。戦士・パラ ディンよりは一段階耐久力に劣っているのも忘れずに。
・ボス戦では、必殺技で動きを止めたり爪のGF(ゴールドフィンガー)で敵の補助効果を消したり不撓不屈や瞑想で自分を回復出来たりと、他の前衛 職に比べて立ち回りしやすく、選ばれることが多い。但し上に書いた事と被るが、適性より低いレベルで挑むと攻撃が通らなかったり耐久力が全く足ら ないこともあるので注意。
・爪装備が基本。スキル最強技のタイガークローが58Pで覚えられるのも敷居が低い。MPの消費が激しいので宿屋と往復出来る狩り場がメインにな る。また、両手杖魔法戦士と組むとバイキルトをかけてもらってMPパサーで補給してくれるので相性が良い。バイシオンになるが回復の出来る旅芸人 やMP回復が出来るどうぐ使いとの相性も良い。
・旅芸人や僧侶と兼用出来るという理由で棍を使っている人もそれなり。扇は盾が皮の盾ぐらいしか装備出来ないのでやや微妙。
盗賊
・盗みたい時以外はほぼ必要が無い。というか盗みたいなら盗賊しかないのでそれ次第。戦闘目的だと、一部クモノではめられる敵に需要があるが、流 行る度に修正されることがほとんど。
・爪盗賊か短剣盗賊に別れる。爪だと偽武道家に。攻守はほぼ同等で、一喝が使えない代わりにホイミ、クモノ、ピオリムが使えると言っ たところ。短剣は、短剣そのものより盾スキルによる守備力強化がメイン。爪装備で盗む連発だと守備がつらい相手にはこちらになる。
旅芸人
・初期6職しかなかった時は、僧侶以外で唯一ザオが使えるということでパーティに必須な職業だった。現在はザオが使える職業が増えたりバイシオン の役割も 魔法戦士のバイキルトに取られたりしているが、便利屋としてのポジションはある。特に武闘家と組む事が多い。
・肉弾戦の能力は戦士より一回り弱いが、その代わりベホイミ、ザオ、バイシオン、ヒャダルコ、バギクロスが使えると言ったところ。過去作の勇者の ような感じだ が、戦士並みの重装備が出来た勇者と比べる、旅芸人は軽鎧までしか装備出来ない。また、そこそこ魔法が使える割にはMPが 物足りないなど器用貧乏でもある。とは言っても、肉弾戦も魔法攻撃も回復役も出来るというのは大きな魅力。
・攻撃力を活かしたキラージャグリング主体の棍芸人か、ハッスルダンスを初めとする回復・補助行動を中心にした、盾で守備を固めた短剣or扇芸人 に別れる。

1stディスク追加6職
パ ラディン
・ボス戦にはハンマー&盾の需要が高い。ハンマースキルのシールドブレイクやウェイトブレイクで弱体化したり、キャンセルショットで詠唱 時間の長 い大技を潰せると言う利点が ある。
・戦士と比べた時には、やいばくだきが無いのと通常の攻撃力で負けているが、重さは上回り、また必殺技で2ターン程度、敵の攻撃を引きつけられる のが大き な利 点になる。
・レベル上げで前衛を入れたい時には一番堅くて重たいので、大型の敵を狩る遠出で需要はあ る。けもの系を狩るのなら槍使いが便利。
・サポート仲間だと必殺技を使わないのでボス戦に連れていく意義は薄い。槍スキルの一閃突きを持っていると、メタル系に使ってくれる。
レンジャー
・攻撃・回復の出来る中衛職。役割の被る旅芸人(ステータスはほぼ互角)と比較すると、バイシオン、ハッスルダンスが使えないがザオラル、ベホイ ムが使え る。また、攻撃魔法は一切覚えないので肉弾戦と回復役のみとなる。旅芸人とどちらがいいかは相手の特徴次第だが、主にバイシオンの必要ない魔法系 のパー ティで 必要とされる事が多い。
・戦士でも使うための斧レンジャーか、魔法戦士でも使うための弓レンジャーが多い。
・ブーメランは複数の敵にダメージを与えられるので3匹以上で登場する雑魚には非常に便利なのだが、ドラクエ10では1〜2匹でのエンカウントが 主流なの で 需要は低かった。但し、ver2.0で5〜6匹の敵と連戦するピラミッドが導入されてからは、そこで重宝される職業にはなった。
魔法戦士 
・他のシリーズでは、戦士よりややステータスが低い代わりにMPが豊富でスキルが多彩に使えるという役回りだったが、ドラクエ10では戦士やバト マスも MPがそれなりにあるのでその面は薄い。今のところ唯一バイキルトが使える職であると言うことと、必殺技等でMP回復手段が豊富にあることが売り となって いる。
・何故か装備出来る防具が極端に偏っている。その為、戦士と比べた時には守備が大きく劣る原因になっている。ちなみに大盾は装備可能。
・戦士&バトマスと共通になる片手剣と、MP回復役に専念する時に必要な両手杖を両方マスターしていることが求められがち。レンジャーと 共通の弓 を覚えている人もそれなりにいる。
スーパース ター
・肉弾戦能力は中衛の職業と魔法使いの間ぐらい。呪文に関しては攻 撃・回復ともに覚えるの だが、ザオ系が使えないので完全な回復役は任せられないし、魔法専任にするにはMPも低めと、能力的にはかなり弱い。
・職業スキル100のゴールドシャワーは現状では最強の攻撃の一つ。同じく職業スキルのボディガードもかなりの堅さを誇る。両方とも惜しみなく ゴールドを 消費することにはなるが。
・ver1.5までではラリホーマが使える唯一の職業なので、複数を眠らせると楽になる一部のボスや雑魚で需要がある。
・職業スキルによるゴールド消費に二の足を踏む場合は、職業スキルはあきらめて武器スキルに振るのもあり。僧侶の為にスティックに振っている人は 多い。
・サポート仲間ではゴールドシャワーをはじめとしたお金を消費するスキルは使用しないので、雇う意味はほぼ無い。
バトルマスター
・前衛の中では最大の攻撃力を誇り、武闘家と比べても格上の敵に攻撃が通りやすい。但し耐久力は同等で、武闘家は必殺技やスキルである程度自分の 身を守 れるがバトマスはそういう技が全く無いので格上の敵とは戦いづらい。
・軽量鎧が装備出来るので重さは武闘家を上回る。ただ、実質バトマス専用装備になっているので武闘家と同じ服を着ている人の方が多い。本職にした いのなら 頑張って揃えよう。
・片手剣二刀流と両手剣で違うキャラになる。片手剣だとすてみからの通常攻撃連打でMPをほとんど消費することなく相手を刈り続けられるので遠出 でひた すら狩るのに向いている。両手剣だと高い攻撃力を 活かした天下無双の連発に加え、テンションバーン後の渾身斬りが破壊力抜群。こちらはMP消費が激しいの で、宿屋と往復出来る狩り場がメインになる。
・バトマスでハンマーを使っている人は少ないが片手剣は戦士&魔法戦士で覚えられるので、パラディンのためにスキル振りをしている人は多 い。
・サポート仲間だと両手剣は「ガンガンいこうぜ」で問題ないのだが、片手剣二刀流だと「天下無双」を連発しがち。かと言って「MP使うな」だと捨 て身を 使ってくれない。捨て身を使うたびに作戦を変更するのが面倒なら天下無双を持っていない人を雇うしかない。
賢者
・他のシリーズでは、僧侶と魔法使いのハイブリッドで、魔法職の最上位職という位置づけであるが、ドラクエ10では「追加6職は上位職ではない」 という方 針があり、魔法専門職の1パターンになっているので過去の経験則からは注意が必要。
・他のシリーズでは、僧侶並みの肉弾戦能力を持っていたが、今回は魔法使い並である。よって、「攻撃魔法の使える僧侶」から「回復魔法の使える魔 法使い」 に変わっている。
・攻撃魔法も回復魔法も使えるのは大きな利点だが、ほぼ全ての魔法を使えた他の作品と比べると使用出来る魔法に制限が加えられている。補助魔法は 攻撃系も 回復系もほとんど使えないので注意が必要。
・僧侶は蘇生系のスキルを多数持っている為、賢者では代わりになれない。魔法使いにも「覚醒」が無い分火力に負けてしまうが、例えば中 衛&僧侶で は回復が間に合わないけれど、僧侶二人では攻撃面できつい…という時に賢者&僧侶にすると、回復をしながら暇があれば魔法攻撃という形が 取れる。 よって、後衛というよりは中衛としての選択肢になることが多い。
・職業スキルの「雫の洗礼」が非常に便利で、それがあると格段に楽になるボスや雑魚では需要が高い。
・武器に関しては、力が弱いので基本的には両手杖1択。魔法使いや魔法戦士の為に先に賢者で100振って、後でリセットするのも手。

<戻る>
僧侶 HP・D MP・C 力・D 守・D 早・C 器・D 魅・C
・回復役。HPこそ低いものの軽鎧が装備出来るので守備力は後衛としては高い。力もそこそこあるのだがスティッ クだと武器の威力が弱くて攻撃は期待出来ない。
・スティック13でMP小回復、その後は天使の守りを覚えるまでひたすら職業スキル、というのが僧侶としてのマスト育成方。スーパースターでス ティックを 覚えるのなら、職業 スキルを覚えた後は盾や他の武器に回せる。
・槍や棍を装備してMPを惜しみなく使えば特技を連発出来るのでなかなかの火力に。僧侶自身で覚えている暇はないが、他職で覚えておけばレベル上 げの時は 便利。
・僧侶としてプレイしないのなら、槍、棍や盾を覚えさせて潰し職業にするのもあり。特にパラディンを早く強くしたいのなら、最初から槍に振ること になる。
魔法使い HP・E MP・B 力・E 守・E 早・B 器・C 魅・C
・魔法攻撃役。肉弾戦のステータスは圧倒的に低い上に序盤は弱い魔法しか使えずかなりつらいが、LV28でメラミを覚 えると一気に強くなる。
・真面目にやるなら両手杖一択。魔法戦士や賢者と共通なので、それらと合わせて両手杖を100にし、職業スキル100の覚醒も早めに覚えたい。
・魔法使いとしてプレイしないのなら、短剣や盾を覚えさせて潰し職業にするのもあり。