ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣 攻略メモ
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リメイク部分
ストーリーはほぼまんま。細かいニュアンスの違いがないわけではないが、ほとんど変わらない。仲間になるキャラも、名前ありの敵も変わらない。
但し、システムはこれまでの進化をふまえた上での新しいシステムになっている。よく続編モノのリメイクだと、昔のシステムと最新作のシステムの中間だった りすることが多いのだが、今作は完全に新作を作った時のような感じでシステムを作っている。そしてマップはほぼ一緒とはいえ、雑魚敵に関してはかなり調整 されている。
その為、ストーリー的にはリメイクどころが『まんま』なのだが、システム的には正統な続編が出た時のような感じで、ある意味新作である。
そして、FEはSLGでありストーリーなんかどうでも言い訳で、そういった論法から言うと新作と言っても差し支えないだろう。
また、DSの二画面が非常に使いやすい。ユニットにカーソルを合わせると、その瞬間、上画面にそのユニットのステータス画面が開くのだ。敵でも味方でも、 いちいちステータス画面を開く必要が無くなるので、それだけでもゲームのレスポンスは劇的に良くなる。これはPSP及び家庭用ゲーム機では実質的に不可能 なことで、FEに限った話ではないが、情報量に多いSLGと二画面のDSは本当に相性がいい。
外伝
ストーリー的には唯一の追加要素と言っていい外伝だが、これはその外伝が始まる時に、部隊の総ユニット数が15人を切っていることが条件で、外伝1マップ につき新ユニットが一人仲間になるという設定で、仲間を殺さないといけないシステムとしてやや不評だが、冷静に考えると、実はこれはハードモード用である といって差し支えないだろう。
ハードモードはさらに5段階で何度を設定出来るのだが、はっきり言ってハード☆5では、一面から仲間が死なないと攻略不可である。何故なら攻撃が三回当た らないと死なないラスボスが、全ての味方ユニットを一撃で倒せるからである。攻撃をよけ続けて使用回数を0にしたり、必殺頼みとか通り抜ける方法がないわ けではないが、まあ普通は無理でしょう。
なので、仲間が死なないとクリアがほぼ不可能なハードモード用の仲間補充マップであり、ノーマルモードでは使う必要は全くない。
クラスチェンジ
・近作に倣って、クラスチェンジアイテムはマスタープルフに統一された。
・ゲーム中で、宝箱とドロップで出てくるマスタープルフは11個。最終面の出撃人数がマルスを入れて15人なので、チキを使うとしても1つ足りないが、 23章の隠れショップで3つ買えるので、それで14個になればチキを使わなくても14人クラスチェンジ可能。
・ペガサスナイトは、近作ではファルコンナイトにクラスチェンジするが、今作では昔のまんまドラゴンナイトになる。しかし、オンラインショップ限定でファ ルコンナイトにクラスチェンジ出来る天空の鞭が買える。しかし、10日に一度しか売りに出されない上、3個までしか買えないため、シーダ+ペガ サス3姉妹を全員使う場合、一人はファルコンナイトになれない。10日後にまた売店に繋いでもそれ以上は買えない。
・近作ではロードと盗賊はクラスチェンジ出来るが、今回は出来ない。但し、その代わりなのかLV30まで上げられる。元々これまでの作品でクラスチェンジ のないマムクートもLV30になる。
攻速
・過去作では二回攻撃発生は攻速の差が3だったが、最近の作品に習って攻速の差が4になっている。
・過去作では早さ−武器の重さが攻速で、最近の作品では『早さ-(武器の重さ−体格)括弧内がマイナスになる時は0』であるが、今作ではパラメータに体格 が無く、この部分を力にして計算する。
つまり、今作では『早さ-(武器の重さ−力)括弧内がマイナスになる時 は0』なっている。
よって、最近の作品の慣例からすると攻速が下がってしまうので重たい武器を持たせにくいようなキャラでも、レベルアップで力が上がれば攻速が下がらなくな るし、またパワーアップアイテムで力を上げてやってもそれらが解消するので、全体的に攻速が高めになっている。また、それによって高い早さが武器であった 剣士がやや弱体化した感がある。逆に同じく早さが武器のペガサスナイトは、今までネックだった重たい武器を持たせにくい部分が、力が上がれば解消するので より使いやすくなっている。
武器の錬成
・出撃準備画面で、1章につき1つだけ武器を強化出来る。強化費は比例グラフのように上がっていくので、物凄い武器は1つ作るのに5万円とかかかるので、 Wifi対戦する人は闘技場で稼ぎまくってそういう武器を作るのだが、ゲームをクリアする分には特に何も錬成しなくても問題はない。
・各武器とも、数値を3つぐらいいじるだけなら3000G前後と比較的安いので、ストーリーを楽にすると言う意味ではそういう錬成をいくつかすると楽にな る。以下がそれらの例。
・レイピアとウィンドスピアの攻撃力を+3
 特効武器は攻撃力が3倍になるわけで、攻撃力を+3すると、特効時は+9という計算になる。なので特効武器の攻撃力を上げるのはかなりオススメなのだ が、その中でも特にレイピアとウィンドスピアはアーマーキラー+ナイトキラーなので、最初の二回でこの二つを強化しておくと、序盤の堅いアーマーナイトや ジェネラルがとても楽になる。
・弱いキャラの武器を軽くする。
 力の低い弱いキャラ(リンダやゴードン、エストや転職後のレナやマリアなど)は、大抵どんな武器でも攻速が下がってしまうので、こういった重たい武器を 力よりも軽くしてやると二回攻撃が出やすくなる。特に魔法使い系は力がなかなか上がらないのでオススメ。弱い戦士系の武器を軽くするのも序盤では悪くない が、後半から仲間になるキャラならパワーアップアイテムで力を上げてしまった方が手っ取り早いことも。

キャラ評価
※今回はパワーアップアイテムが大量に手に入るので、弱いキャラでも集 中的に投下すればレギュラーに出来ますし、強いキャラに集中投下すれば武器の錬成もある今作は一人でもクリア出来るぐらいの強さになります。
私のプレイは、錬成もパワーアップアイテムも、部隊の弱点を補う為に満遍なく、という感じでプレイしています。
マルス
システム変更された今回はクラスチェンジするのか…と思いきや、クラスチェンジしません。
しかし、LVが30まで上がるようになっているので、普通にプレイする分にはLVが上がりきることはないだろう。
能力的には特別強くないがバランスが取れていて、専用武器のレイピアが使いやすくて特に序盤に重宝する。
レイピアは錬成して攻撃力を3ぐらい上げると、序盤のボスクラスのアーマーナイト及びソシアルナイトを倒すのが非常に楽になる。
また、ファルシオンが手に入ると、銀の剣と同じ強さで使い放題+ドラゴン特効なので、マムクートだらけの最後の方の面では大活躍するだろう。
シーダ
技と早さだけが上がっていくのはいつもの通り。店訪問などでマップを飛ばせるにしても、天使の羽衣を一枚は使わないとつらい。
但し、ウィンドスピアを攻撃力+3ぐらいにしてやるとソシアルナイトとアーマーナイトを潰すのに非常に便利な上に、大量のパワーアップアイテムが手に入る のでシーダに多めに投入すればかなり強いキャラになる。
さらに言えばアイオアの盾が一つ手に入るわけなので、シーダかエストのどちらかはパワーアップアイテムを大量に使って堅くしてやるとどこまでも飛んでいけ るので大変楽になります。
チキ
序盤は打たれ弱くて前線には出せないが、成長率がかなり高いのでLV10ぐらいまで上げれば主力になる。攻撃力だけは最初から高いので育てるのはカチュア やエストよりは楽。しかも今回はLV30まで上がるのでかなりのキャラになる。
武器が買えないので使用回数には気をつけよう。LVが低いうちに天使の羽衣を使うと相当楽に育てられる。
ドーガ
今回はかなり強い。早さがそこそこ上がるのだ(あくまでそこそこ。でも昔のアーマーナイトは速さが上がったら奇跡でした)。昔はパワーアップアイテムで速 さを上げないと二回攻撃を食らいまくったのだが、今回は終盤でもこちらが逆に二回攻撃を出来るほど。当然堅いので、是非とも今回は育ててください。パワー アップアイテムを2〜3個使って底上げしてやったら、個人的にはオグマより強かったです。移動が上がるアイテムは一つしか手に入りませんが、ドーガで決ま りでしょう。
ゴードン
序盤からいる弓使いなのだが、ステータスが余り高くない上に成長率もイマイチでやや弱い。但し、射程距離3のロングボウは、今回のシステムでは力が8あれ ば攻速が下がらないのでかなり強力。パワーアップアイテムで力と早さを強化して是非とも育てたい。もっとも、兵種変更を使うのに抵抗がないのならゴードン じゃなくてもいいのだが。
ちなみにロングボウはアーチャー及びスナイパー専用で、ハンター及びホースメンとジェネラルは使えないので注意。
オグマ
説明するまでもない主力だが、今回は武器の使用レベルを上げるパワーアップアイテムが秘密の店を含めると4つ手にはいるので、戦士を育てていなのなら、全 てクラスチェンジ後のオグマに使って斧使いにするという方法もあり。装備している武器のレベルが上がるので、間違っても剣を装備している時にアイテムを使 わないように気をつけよう。
ナバール
オグマと並ぶ主力だったはずなのだが、今回は余り強くない。必殺と回避の異常値が剣士の武器なのだが、能力アップアイテムが大量に買えたり、武器が錬成出 来る今作では、ナバールの運頼みの戦術よりも、強化した壁役を前線に突っ込ませるパワープレイの方が安定しているからだ。
今回は絶対に外せないというユニットではなく、人数制限の厳しいマップでは度々外していました。
ハーディン
そこそこ強いが、他の主力級のキャラよりは一段弱く、終盤二回攻撃が出来なかったり、一度の攻撃では雑魚敵を倒せないこと多々あった。ただ、弓の特効が無 くてこれだけ移動力があるのは魅力なので、ハーディンでなくとも一人はパラディンは欲しいところです。
ジュリアン
マルスと同じく、クラスチェンジはないがLVが30まで育つようになった。
しかし、今回はやや使用意義が薄い。万能の鍵という何でも開けられる上に使用回数が5もある道具があって、しかも結構普通に店で買えてしまうのだ。しかも マルスが途中から宝箱は無制限に開けられるようになるので、万能の鍵で入口さえ開けてしまえば宝物庫はマルスで充分になってしまう。
また、過去作では偽剣士として使えたが、剣士が弱くなっている今回は当然偽剣士も弱いわけで前線でやや使いづらい。過去作ではレギュラーで使っていました が、今回はサブでした。
カチュア
ペガサス三姉妹の次女。登場時の能力は余り高くないが成長率が異常に高い。最初はとどめ役で育てる必要があるが、頑張って育ててV20まで上げてからクラ スチェンジすれば最強ユニットの一人になる。
ただ、中盤以降に出てくるのに銀の槍が最初から使えないのはやや痛いので、その育てるのが一苦労。
パオラ
ペガサス三姉妹の長女。登場時の能力はカチュアよりも高く、また最初から銀の槍が使えるのですぐにレギュラークラスとして使える。但し成長率 は悪くはないがカチュアの異常振りの前には霞むので、トライアングルアタックにこだわりがないのであれば使わなくても良いかもしれない。 ちなみにその成長率は力が妙に伸び、ペガサスナイトの割には技と早さがそんなに上がらないという変わり種。
エスト
ペガサス三姉妹の三女。登場時がめちゃくちゃ弱い上に銀の槍も装備出来ない、力も低くて攻速が下がりまくるなど、LVを上げようにもなかなかとどめを刺す ことも出来ないという困りもの。 成長率は悪くないが、シーダとカチュアがいるのにその劣化版なのでやや被るのは否めない。トライアングルアタックは確かに強力だが…。
トライアングルアタックは捨てて、カチュアだけ育てるというのも、ありと言えばあり。HPの成長率がイマイチなので、育てるならば天使の羽衣を一枚は使わ ないとつらい。
ミネルバ
最初からドラゴンナイトで伸びしろがない上に、ペガサスナイトが4人もいるため、過去作ではほとんど使われなかったであろうミネルバ。私も過去作で使った 記憶は無いのだが、今回は終盤まではレギュラーで使用した。
理由は、最初から斧がBあるから。これは大きい。
斧は戦士を育てない限り使えない武器で、大抵の人は傭兵が勇者になってから、鉄の斧を持たせて頑張って武器レベルを上げていくことが多いと思うが、ミネル バが最初から攻撃力の高い銀の斧を振り回すのは非常に魅力的で育てようと思って使っていたわけではないのだが、結局レギュラーになってしまった。
ただ、前述したようにペガサスナイトが4人もいて被るので、斧を捨てるのなら無理に使うことはないだろう。最初のステータスは高いと言っても、成長した シーダやカチュアに負ける。最終章では出撃しませんでした。

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