チャンピオンシップマネージャー03/04GM
日記
いきなりインテル編
<戻る>
・これはチャンピオンシップ・マネージャー03/04のプレイ結果を元に中村嵐が脚色したものです。秘書はゲーム中には登場しません。
・トレードは、実際にコンピューターとの間で成立したものです。御参考にどうぞ。但し、プレイ状況によっては成立しない場合もありますので御了承
くださ
い。
GM就任(お約束の寸劇とも言う)
秘書「ふう…野球から離れて、こんな貿易商社系会社の秘書になれるなんて…幸せだわ…」
社長「ああ、君。ちょっと話があるんだが?」
秘書「はい、なんでしょう?」
社長「実は今度、イタリアのとある会社と提携することになってね。人材交流をするから、是非君に行ってもらいた
いんだ
が?」
秘書「私がですが? 英語は出来ますけれど、イタリア語は全然…」
社長「スポーツの会社なんだよ。君は昔、プロ野球球団で常勝チーム作りに関わったと聞いているから、それで君に
白刃の矢
が立ったんだよ」
秘書「ま、まあ…社命とあれば…」
秘書「そんなわけでイタリアに来てしまったわ…インテルナツィオナーレ・ミラノって会社なのよね。ここか
しら?」
某名監督「☆△×○□!!」
某短気会長「☆△×○□!!」
秘書「…よ、よくわからないけれど喧嘩しているわ…あ、辞表を置いて出ていった…。え? 私ですか? は
い、日本から来
たものですけれど…ええ!? 私に監督を決めろって!? は、はい…探してきます…」
秘書「サッカーチームの監督って…そんな事言われても、私がやってきたのって野球だし…あら、なんだかゲー
センが騒がし
いわね」
元GM「だっはっはっ…イタリア人など恐れるに足らず!!」
秘書「…あの、何してるんですか?」
元GM「おお、お前は私の元秘書じゃないか。イタリアに旅行に来たついでにサッカーゲームでブイブイ言わせ
ているんだ
よ」
秘書「はあ…って、貴方はサッカーもわかるんですか?」
元GM「まあ、野球ほどは詳しくないが人並みにはな」
秘書「あの…実は今、サッカーの監督探しているんですけれど…」
GM「ていうか、ここってインテルじゃないか?」
秘書「CPU会社ですか?」
GM「ちゃうねん。イタリアの名門サッカーチーム、インターミラン。略してインテルだよ」
秘書「…インテルナツィ
オナーレ・ミラノを英語にするとインターナショナル・ミラン。それで略してインテルですか…。っ
て、それって野球で言えばヤンキースの監督になるようなものじゃないですか!?」
GM「…ヤンキースはユベントスだから、ニューヨーク・メッツぐらいかね。会長の気まぐれとは言え、素人の
私が就任して
いいのか?」
秘書「…実は…ファンやマスコミはどうしようもないぐらいブーブー言っています、実際のゲーム中で。選手の
尊敬もありま
せん」
GM「まあ、クビになるなら、なったでいいさ…」
2003/8
秘書「開幕1ヶ月前の移籍期間からスタートです。しかし、チームの選手は全チーム、九月の開幕時点になっていま
すので、
八月に移籍した選手は移籍済みになっています」
GM「確かにクレスポがチェルシーに移籍しちゃっているからな。まだいれば絶対に移籍させないのだが…」
秘書「資金は金持ちの会長から25億円ももらっています。球団経営も黒字ですし、施設も整っていて、さらに選手
の年棒も
大物を数人連れてきても余裕がある程です」
GM「さすがに名門&金持ち球団だな…」
秘書「なのに、どうして20年近くも優勝出来ないのですかね…」
GM「某チームが4番ばっか集めているのと同じで、チームバランスがぐちゃぐちゃなんだよ。今年で言うと前の監
督がウィ
ングが欲しいって言って3人も獲得している。その割には中盤の選手が不足しているよ。それにお買い得の選手ではなく、競合のいる大物に大金は
たいているか
ら、移籍金の割りには強化されていないんだよな」
秘書「まあ、取り敢えず陣容を決めましょう」
3-5-2
2トップ ヴィ
エリ フリオ・クルス
トップ下 レ
コバ
ウィングハーフ エムレ サネッティ
ダブルボランチ アルメイダ ザネッティ
フラット3 マテラッツィ カンナヴァロ コル
ドバ
GK トル
ド
リザーブ フォ
ンタナ マーティンス ファン・デル・メイデ キリ・ゴンザレス ファリノス アダニ ガマラ
ベンチ外 カ
ロン ラムーシ オカン ルシアーノ ピノット ヘルヴェグ カラグノニス ブレシェ パスクアレ ココ ロビアッティ ファディガ
レンタル中 ア
ドリアーノ(共同保有) ヴェントラ ダルマ グーリー タバラ パチェオ ランドルフ シャープ
秘書「ユースの選手が30人近くいますが割愛します。というか、3-5-2なんですね」
GM「攻撃と守備の分担がはっきりしていて、組織的サッカーをやるには一番の布陣だ。しかし、DFの控えが
ボロボロだ
な。FWもヴィエリが怪我をしたらどうしようかという感じだ。なのに本当にMFは腐る程いるな…」
秘書「どうしましょうか?」
GM「取り敢えずレンタルのルシアーノはキエーヴォに返却」
秘書「ええ!? いきなりそれですか?」
GM「いらんいらん。それとカロンとラムーシを売りに出せ。というかベンチ外の選手はオカン・プレシェ・パ
スクアレ・コ
コ以外は売りに出せ」
秘書「な、何をする気なのですか…別にお金は余ってますし…」
GM「ベテランがベンチ外にいてもしょうがない。同じポジションにベテランと若手。それは野球もサッカーも
変わりない」
秘書「ラムーシはレジスタ系のボランチなので潰し屋が欲しいGMが放出するのはわかりますが、カロンはFW
が足りないの
に何故?」
GM「ドーピング検査で黒の奴なんか使わねえよ!!」
秘書「酷い…」
8/3
秘書「カロンもラムーシも引き合いが来ていますね。カロンはフェイエノールトとAマドリーから15億前後で来て
います。
ラムーシはイタリアやスペインから複数来ていますが…高くて三億ですね」
GM「カロンは両チームとも許可だ」
秘書「え? なんですか、それ?」
GM「サッカーは野球と違って、本人が了承しなければ移籍出来ないんだよ。だからカロン本人に好きな方を選ばせ
る。た
だ、両方とも嫌というかもしれないが、『お前は構想外だ』と通告しているからどちらか選ぶだろう」
秘書「野球とはだいぶ違うんですね…。ラムーシはどうしましょう?」
GM「せめて五億は欲しいよな。それでも評価額より低いわけだし…。全チームに『五億なら放出』で返答しろ」
秘書「さて、人員整理には目処がつきましたので、そろそろ獲得の方にも本腰を入れましょう。トレードもあります
が、サッ
カーは基本的に金銭トレードなんですね。売って買う、と言う感じです。まあ、うちのチームは既に二十五億ある上に、カロンの15億も入りそう
ですが」
GM「まずはFWか…。マンUのファン・ニステルローイだな」
秘書「…評価額、40億というのは見間違えでしょうか?」
GM「リアルならそんな安い金額じゃ移籍しないだろう」
秘書「はあ…」
GM「プレミアでは他には…チェルシーのクレスポとムトゥにも移籍の可能性があるか問い合わせよう。スペインは
ヴァレン
シアのアイマールとバルセロナのサビオラだな。イタリアは…ラツィオのC・ロペスは気になるが、正直今から取るには若くないしな…」
秘書「心なしかアルゼンチン人ばかりのような…」
GM「私はインテルとアルゼンチンが大好きだからな」
秘書「はあ…でも、全員移籍金の提示どころか、むげなく断られました」
GM「そうすると実際に取れそうなのは…アーセナルのカヌとACミランのトマソンが移籍リストに載っているな。
評価額は
二人とも八億ぐらいか。二人とも大物ではないが、このぐらいの選手でも取らないと、今は二番手がクルスだからな。クルスが三番手か4番手に来
るチームにし
たいものだ」
秘書「それでは取り敢えず移籍を打診します」
GM「さて、次はミッドフィルダーか。何よりもトップ下だな」
秘書「3-5-2なのに、このチームには本職のトップ下がいませんからねえ」
GM「チェルシーのヴェロンとパルマの中田にオファーだな。ボランチはザネッティとアルメイダと同クラスが
もう一人いな
いと話にならんな。ペロッタやマケレレはちょっと高いから…トンマージとディ・ビアッジョあたりに打診するか」
秘書「ディフェンダーもレギュラーの3人は万全ですが、どうしましょう?」
GM「サムエルやアジャラあたりが欲しいところだが、10億前後だしなあ…パルマのフェラーリとカンナヴァ
ロ弟辺りにそ
れぞれ五億で提示してみよう」
8/9
秘書「カロンはフェイエノールトを選びました。移籍金15億で本日成立しました」
GM「小野の同僚か…」
秘書「ACミランからトマソンに関して返事が来ています。評価額は八億ですが、十二億で返事が来ています」
GM「…九億で返答しろ」
秘書「ちなみにミランはヘルヴェグを一億で獲得したいとも言っていますが?」
GM「評価額は三億弱だが…いいだろう。売ってしまえ」
秘書「その他は、カヌは15億というぼったくりな値段で返事が来たのでトマソンと同じく九億で返事を出します。
フェラーリとカンナヴァロ弟はパルマは金額の提示さえ拒否で獲得はかなり難しいですね。トンマージも同じく拒否で、ディ・ビアッジョは四億で
返事が来ています」
GM「アルメイダとディ・ビアッジョのツープラトンなら乗り切れるか。ボランチには余り金をかけていられない
し…ディ・
ビッアッジョは評価額の額面通りの金額だし、それで交渉を進めよう」
秘書「そして問題のトップ下ですが、ベロンは交渉拒否、中田は16億で返事が来ています」
GM「評価額10億なのにぼったくりだな…。中田は12億で返答だな」
秘書「あと、ユヴェントスからトレードの申し込みが来ています。サラジェダに三億をつけてピノットと交換して欲
しいそう
です」
GM「サラジェダ? それはまた微妙なFWだな…。…ユヴェントスじゃ二軍なのか。確かにミッコリもディ・ヴァ
イオも獲
得したからあっちじゃ5番手か。うちなら現状ではマーティンスと同列の3番手になるな。申し出を受けよう」
秘書「わかりました。その様に手配します」
GM「ああ、あと、ミドルスブラにいるメンディエタなんだけど?」
秘書「…ラツィオからレンタル中の選手ですね。それが?」
GM「移籍リストに載っているから獲得を申しこもうかなあと…」
秘書「…今シーズン後ですけれど?」
GM「それまでクビになるかもしれんが、やはり補強は長期的視野に立ってやらねばな」
秘書「かしこまりました。…夕方に返事がきました。評価額通りの八億ですね」
GM「それで受けよう」
8/15
秘書「中田もトマソンもカヌも、相手が金額を下げてくれませんね。カヌは12億まで下がりましたが、それでも評
価額の
1.5倍です」
GM「…仕方ない。中田はその金額で受けよう。はっきり言って高過ぎるが、トップ下だけは必須だからな…」
秘書「かしこまりました。なお、セリエBのパレルモからカラグノニスを分割払いながら総額四億で打診が来ていま
すね」
GM「評価額通りで申し分ない。受けよう」
秘書「ちなみにペロッタはAマドリーから10億で打診が来たようですね」
GM「うちもあと15億ほどあるが、FWを取らないと仕方ないからな。それにその金額じゃ売らんだろう…」
秘書「…あの…キエーヴォから連絡が?」
GM「何?」
秘書「…ペロッタの放出を決めたので、金額を提示してくれないかという打診です…」
GM「…ということは、Aマドリーに10億で売る気なのか…。15億ぐらいでもおかしくないのに…でもここで使
うとFW
がな…。取り敢えず、Aマドリーと同じ10億で返答しろ。取るかどうかは別だがな…」
8/17
秘書「トマソンは値引き交渉が決裂しました。中田は16億で本日、正式成立です。カヌは九億まで下がりました」
GM「正直、カヌぐらいならクルスと大差ないからなあ…六億ぐらいで売ってくれるかと思っていたが…」
秘書「さらに、ペロッタはAマドリーを断り、我がインテルへの移籍を望んでいます。マスコミにも国内の名門チー
ムに移り
たいと発言しています」
GM「他のFWはどうだ?」
秘書「アドリアーノもアルゼンチン人の人たちも、全部交渉の席に付く前に断られています。現在、交渉のテーブル
について
いるのはカヌだけです」
GM「…同じ10億ならペロッタにするか…」
秘書「かしこまりました。移籍の手続きを進めます」
GM「レギュラー級のボランチが4人もいるとは…。もう少し早くペロッタを売ってくれればディ・ビアッジョは取
らなかっ
たんだがなあ…」
秘書「でも、インテルのファンはディ・ビアッジョを獲得した貴方を見直していますが?」
GM「…はあ」
秘書「ちなみに、セルビアからアダニを四億で買いたいとの打診が来ています」
GM「…売りに出してたっけ?」
秘書「いえ、全く関係無く、打診が来ています」
GM「…金銭的に厳しいからな。本当は売りたくないが放出しよう」
8/22
秘書「お金は10億ぐらい程余っていますが、FWもDFも取れませんね」
GM「そんなに強くない選手にも声はかけているのだが…。うん、ラバネッリがいた…」
秘書「誰ですか、それは?」
GM「かつてセリエAで活躍したFWだが、もう36歳で能力はガタガタだな。…って、評価額一千万かよっ!?
…試しに
取ってみるか」
秘書「…その金額で成立ですね。ちなみにあと一年で契約が切れる選手と契約更改をするよう、球団から指示が来て
います。
エムレやオカン、パスクアレと言った面々です」
GM「オカンは来年メンディエタが来たら完全に使わなくなる選手だが、今年一年はカップ戦要員だからな。3年で
契約更改
して、来オフに売りに出そう。エムレとパスクアレは最長の5年で契約更改だ」
秘書「…あれ、ウディネーゼから連絡が来ていますね。…デ・サンクティスを五億で買って欲しいと言っています
が?」
GM「…正ゴールキーパーじゃねえか…。…最後にカヌに残金の七億で申し込んで、それで断られたらデ・サンク
ティスを買
おう」
秘書「交渉は最後で拒否も出来ますので取り敢えず返事をします。…カヌは速攻断られました」
秘書「そんなわけで移籍期間は終わりました」
GM「両サイドの選手を整理して中盤は整備できたが、結局FWとDFは補強できなかったな…。さらにラムーシが
売れな
かったよ。どこも二億とか三億だし…。今後もオファーは出し続けてくれ…」
秘書「取り敢えず陣容の発表です」
3-5-2
2トップ ヴィ
エリ フリオ・クルス
トップ下 中
田
ウィングハーフ エムレ サネッティ
ダブルボランチ ペロッタ ザネッティ
フラット3 マテラッツィ カンナヴァロ コルドバ
GK トル
ド
リザーブ デ・
サンクティス レコバ マーティンス ファン・デル・メイデ キリ・ゴンザレス デイ・ビアッジョ ガマラ
ベンチ外 フォ
ンタナ ラバネッリ ラムーシ オカン アルメイダ ファリノス パスクアレ ココ ブレシェ ロビアッティ ファディガ
レンタル中 ア
ドリアーノ(共同保有) メンディエタ ヴェントラ ダルマ グーリー タバラ パチェオ ランドルフ シャープ
2003/9
秘書「さて、開幕ですが…いきなりアルメイダが練習中に怪我をして1ヶ月の離脱です」
GM「まあ、ファリノスもいるから平気だろう」
秘書「しかし、セリエAはなかなか勝てません。0-0か、一点取っても追い付かれての引き分けばかりです。開幕
からいき
なり三引き分けで順位は11位、ファンは暴動寸前です」
GM「ヴィエリとクルスが点を取ってくれない…」
秘書「しかもそのヴィエリは移籍を要求してきました。完全にチームに対する愛着がなくなってしまったようです」
GM「…そんなものは拒否。絶対に認められん」
秘書「初勝利はチャンピオンズリーグ予選のモナコ戦、クルスの代わりのマーティンスが2点を決め、ヴィエリも続
いて3-
0で勝利です。しかし次のディナモ・キエフ戦は負けてしまいました…」
GM「…早くも解任の予感が…」
2003/10
秘書「さあ、リーグはいよいよ初の強豪との対決、ACミラン戦です」
GM「ここで勝たないと本当に身の危険が…」
秘書「…ああっ!? 開始五分でコルドバがペナルティエリアでファールです!! PKで点を失いました!! さ
らに攻め
こまれ、左サイドからセードルフがクロスを…ああっ!? コルドバがクリアミスで自殺点です!!」
GM「…開始8分で2点取られた…リセットしたい…」
秘書「その後も攻め込まれ続けますがなんとか耐えます。そして前半終了間際にヴィエリが持ち込んで一点を返しま
した。…
さらに後半25分にまたしてもヴィエリのゴールで追いつきました!!」
GM「ムムム…初ダービーで負けるわけにはいかないが…」
秘書「ミランはトマソンに変えてインザーギを投入し…ああっ!! オフサイドトラップを破ってインザーギとトル
ドが一対
一…決められました。そのまま2-3で敗戦です…」
GM「せっかく追い付いたのに…コルドバがやってくれなければ2-1じゃねえか…」
秘書「続いてブレシア戦です。チャンピオンズリーグ、ミラン戦とレギュラーを酷使したので控え中心ですが…あ
あっ!?
デ・サンクティスが凡ミス連発で前半15分までに2点取られました…。ラバネッリが今シーズン初得点を決めますが、1-2で痛い連敗です…」
GM「…本当にリセットしたい…」
2003/11
秘書「CLは折り返しですね。モナコ戦ですが、疲れのある中田の代わりにトップ下に入れたレコバがハットトリッ
クの大活
躍で快勝、決勝へ勝ち抜けました」
GM「これで取り敢えず首の皮1枚繋がったかな…」
秘書「カルチョはローマとの対決です。フルメンバーで挑みます…。マーティンスが2得点、ヴィエリが駄目押しを
決めて3
-0、終了間際にデルヴェッキオに一点を返されますが快勝です!! 続いてはユヴェントス戦、トレゼゲとデル・ピエロにゴールを脅かされ続け
ますがトルド
のファインセーブもあり切り抜けます。…そして後半28分、一瞬のカウンターでヴィエリがブッフォンと一対一です!! 決めました!! その
まま逃げ切っ
て強豪相手に2連勝で会長もご満悦です!!」
GM「順位も3位まで上がってきたか…しかし、ミランがまだ1敗もしていない…」
2003/12
秘書「GM、今日はCL決勝トーナメントの抽選日ですね」
GM「そうだなあ。せめてベスト4ぐらいまでは行きたいが…」
秘書「連絡が入りましたね…。…初戦の相手はマンUです」
GM「…殺す気か」
秘書「ちなみにキリ・ゴンザレスがスタメンでの出場を求めています。レコバの左ウィングへのコンバートが成功し
てエムレ
とツープラトンですので、キリは五試合程しか出場していませんね」
GM「でわ放出を打診しろ」
秘書「ええっ!? そうなんですか!?」
GM「やる気の無い奴は要らん」
秘書「はあ…。えっと、三大リーグに打診したところ、1チームだけ返事をしてきましたね」
GM「どこ?」
秘書「…ユヴェントスです。金額は五億で評価額の7割程ですね」
GM「では放出で」
秘書「ええっ!? ライバルチームなのに!?」
GM「そんなことを言っているから、巨人は選手を腐らせるんだ。取った金で代わりの選手を取ればいいんだよ」
秘書「はあ…。さて、試合の方は、コッパ・イタリアにベスト16から登場します。控え中心でサンプドリアを撃破
しまし
た。そして今年最後の試合はラツィオとの1戦ですが…1-4でボロ負けです。順位も5位で終わります」
2004/1
秘書「さて、今月いっぱい、移籍期間の解禁です。キリ・ゴンザレスが早速移籍していきました。また、獲得リスト
にいれて
ある、アーセナルのカヌとラツィオのスタンコビッチが契約残り半年と言うことで保護期間から外れていますね」
GM「ふぅん…二人とも格別に欲しいと言うわけではないが、移籍金がかからないなら申し込むだけ申し込むか…二
人とも現
状より少しだけ色をつけろ」
秘書「では、それぞれ現在の週給より1M(100万)アップで申し込みます」
GM「…カヌは500Kアップでいいや。それとラムーシとファディガの放出を打診しろ。獲得の方は…多分くれな
いと思う
が、アドリアーノとカンナヴァロ弟とフェラーリを再打診だ」
秘書「かしこまりました。ファディガはウディネーゼが二千万円で申し込みがありました」
GM「元々評価額が四千万だからな。それで受けよう」
秘書「…本人がインテルに残留したいとゴネて拒否してしまいました」
GM「…ふざけるな!! 記者会見だ!!」
秘書「ま、マジですか!? …ファディガは貴方のポテンシャルが低いと言う発言に対し、試合に出してくれないの
にそんな
批判は的違いだと憤慨、移籍を望んでいます」
GM「では再打診」
秘書「はい…ウディネーゼとキエーヴォが申し込んできて、ファディガはウディネーゼを選びました」
GM「使えないのに給料が高い奴だから困り果てていたんだよな。これで一安心だな」
秘書「鬼畜だ…。ちなみにあれから一週間経ちましたが、なんとカヌもスタンコビッチも自チームとの契約延長を断
り、我が
チームとサインしました。移籍はシーズン終了後になります。カヌはまだ言ってはいけないのに、インテルに戻れて幸せだとマスコミに発言してい
ます…」
GM「まあ、いいさ…」
秘書「そんな中、レッチェ戦がありましたが6-0で爆勝、会長もご満悦で
す」
GM「というか、今選手を探していたんだが…平山がセリエBの名も知らんチームに在籍しているぞ?」
秘書「平山って…あの平山ですか?」
GM「本人かどうかなんともいえんが、名前も年齢も一緒だしな…評価額は一千万か。…買っちゃうか」
秘書「インテルのスタッフ人全員、使えないと言っています…」
GM「いいんだよ。日本人として、自国のストライカーを育てたいだけさ」
秘書「はあ…ちなみにコッパ・イタリアの準々決勝はウディネーゼ戦です」
GM「もちろん控え中心で…」
秘書「はい…って、デ・サンクティスが凡ミス連発で0-2で負けてしまいました!!」
GM「もう一戦あるとは言え…厳しいのう…」
秘書「さて、パルマの三人はやはり金額の提示をするまでも無く断られました」
GM「カンナヴァロ弟なんかはそんなにいい選手じゃないんだけどなあ…。何故交渉さえさせてくれないんだ…」
秘書「ちなみにラムーシはマルセイユの一億が一番高いですね…」
GM「評価額が8億で、3億しか来ないから夏は放出しなかったが、いまや評価額3億だからな…。せめて夏に5億
で来てく
れればその時放出していたのだが…。正直、今年のプレイで一番の大失敗かもしれんな。仕方ないがその額で放出しよう」
秘書「元々使われない事に不満を持っていたラムーシはすぐに移籍しました。さて、ウディネーゼとのコッパ・イタ
リア第二
試合ですが…ヴィエリとマーティンスが決めて2-0で前半を終え、このままならイーブンですね」
GM「まあ、仕方あるまい…」
秘書「ああ!? ヤンカーに決められて負け越しですっ!!
しかし5分後にレコバが決めて再び総合で同点です!! って、そのリスタートで再びヤンカーに決められ3−2、総合3-4でコッパ・イタリア
は準々決勝で
散りました…」
GM「ファディガはスタメンだし…。ファディガの呪いなのか?」
秘書「さて、今日は気を取り直してモデナ戦ですね…って、負けちゃいましたよ!?」
GM「なんか、もうどうでもよくなってきた…」
秘書「チャンピオンズリーグにまだ勝ち残っているんですから、頑張りましょうよ?」
GM「でも、マンUだし…」
秘書「確かにそうですが…。あ、何かブレシアのDF、ジラベルト・マルティネスが給料が低いと怒っているとの
ニュースが
入ってきましたよ」
GM「それもまあ、それなりのDFだな…。でも評価額4億だし、打診してみるか…」
秘書「4億5千万で返事が来ましたよ」
GM「獲得だ。これでDF陣もまずまずになったかな」
秘書「今年の冬の移籍マーケットは以上で終了です」
3-5-2
2トップ ヴィ
エリ マーティンス
トップ下 中
田
ウィングハーフ レコバ サネッティ
ダブルボランチ ペロッタ ザネッティ
フラット3 マテラッツィ カンナヴァロ コル
ドバ
GK トル
ド
リザーブ デ・
サンクティス エムレ フリオ・クルス ファン・デル・メイデ デイ・ビアッジョ マルティネス ガマラ
ベンチ外(ローテーション) オカン アルメイダ ファリノス パスクアレ ココ ブレシェ
ベンチ外(いるだけ) フォンタナ ラバネッリ ロビアッティ 平山
レンタル中 ア
ドリアーノ(共同保有) ヴェントラ ダルマ グーリー タバラ パチェオ ランドルフ シャープ
来期獲得 ス
タンコビッチ メンディエタ カヌ
2004/2
秘書「た、大変ですっ!! ヴィエリが1ヶ月の怪我で離脱です!!」
GM「マンUとの決戦を前になんということだ…」
秘書「ちなみにローマがココを五億二千万でシーズン終了後に獲得したいと申し入れてきました。CPチームにして
は珍し
く、評価額額面通りですね」
GM「自分から欲しいと言ってくる時は高めに打診してくるから、額面通りじゃ足元見られているんだが、来期スタ
ンコビッ
チを獲得したら間違いなく使わなくなるからな。今のうちに契約してしまおう」
秘書「あと、1月中頃に打診していたクルスの放出ですが、今更同じローマから四億で打診が来ました」
GM「うーむ…。評価額からすると半額以下か…。ラムーシの時も考えると仕方ない金額なのかとも思うが、アドリ
アーノを
取れるまでは放出できんな…。そちらの方は拒否しておいてくれ」
秘書「そんな中、カルチョでヴディネーゼ戦です。ヴィエリがいないのでレコバとクルスのツートップで挑みます
が…な、な
んと7-0の大勝です」
GM「…この前の試合でそれをやってくれ…」
秘書「しかし、ザネッティが2週間の怪我で離脱です…」
GM「マ、マンU戦が…」
秘書「その初戦、アウェーでの試合ですが、先制され厳しい展開です…。あっ、後半にマーティンスが決めて1-1
の引き分
けで終えました」
GM「決戦はホームの二戦目か…」
2004/3
秘書「早速マンUとの試合ですが…なんとレコバがハットトリックで3-0でマンUをサン・シーロで一蹴、チャン
ピオンズ・
リーグのベスト8を決めましたっ!!」
GM「ふーむ…。次戦はオランダのPSVか。さすがに強いチームが続くな…」
秘書「そんな中、カルチョのローマ戦では今度はマーティンスがハットトリックを決めて勝利、リーグ順位は4位で
すが、2
位から6位までは大差無しです」
GM「なんとか2位にはなりたいが…下手をしたら来季のCLに出られないってか…。…つうか4位以下だときっと
クビだ
な…」
秘書「ここに来てチームは怪我人続出です。ココ、アルメイダが2週間の離脱、パスクアレは2ヶ月の故障で今季は
ほぼ絶望
です」
GM「ヴィエリとザネッティは帰ってきたが…サイドの人材が足りん…」
秘書「しかし今日はレッチェ戦ですから余裕ですね。試合も3-1で…って、終了間際にオカンが相手選手に廻し蹴
りで
すっ!? 出場停止を3試合受けました…」
GM「…いっぺん死んでこい…」
秘書「さて、今月最後の試合はチャンピオンズリーグ準々決勝のPSV戦、2点を先制される苦しい試合でしたが、
なんと後
半にクルスが2得点の大爆発で引き分け、前戦に引き続き、ホームで雌雄を決します」
2004/4
秘書「最近、中田が疲れ気味ですね。トレーナーは数試合休ませた方がいいと言っています」
GM「来年ならメンディエタもいるし、いくら休んでくれても構わないのだが…。しばらくは下位チームとばかりだ
から、2
試合ぐらいは休ませよう」
秘書「ちなみにミランがファリノスを6億で売って欲しいと打診してきました。評価額より少し低いですね」
GM「うーむ…実際使っていないし、平均評価も6点代だからな。ディ・ビアッジョとアルメイダがきっちり7点評
価だから
なかなか出番を与えられん。一人は若いボランチを置いておきたいが、このままズルズルと評価額が下がるのもアレだしな…。アドリアーノの獲得
に大金も必要
だし、ここは売ってしまうか」
秘書「では来シーズン開始時点で移籍します。そして今日はチャンピオンズリーグ・PSVとの2戦目ですが、ホー
ムでの声
援を受け、見事2-0で準決勝進出を決めました。しかし、ペロッタが試合中に負傷、2週間の欠場でCL準決勝の初戦には間に合いません」
GM「というか、ペロッタ怪我し過ぎ…」
秘書「ちなみにガマラがレギュラーで使えと暴れ出しました」
GM「…無視。対話もしないよ」
秘書「マスコミもガマラの態度を非難、たった数日で本人も態度を改めました…」
GM「なんなんだ、一体…」
秘書「そしてCL準決勝は予選リーグで2敗したディナモ・キエフですが2-0で撃破です」
2004/5
秘書「明後日ディナモ・キエフとの試合ですが…ああっ、今日のレッチェ戦でレコバが負傷退場、3週間の離脱で
す」
GM「最近怪我人大過ぎだ…」
秘書「そしてディナモ・キエフ戦ですが…ペロッタが間に合いました。今日から出場できます」
GM「レッチェ戦ではザネッティを温存してベテランボランチで挑んだからな。ペロッタのコンディションは万全で
はないが
イタリア代表ボランチコンビで挑もう」
秘書「試合は1-1で、見事決勝進出を決めました。相手は…アーセナルです」
GM「最後の最後に凄いのが来たな…」
秘書「ちなみにうちのリーグは、昨日のミランvsユーヴェ戦でようやくミランに今季初黒星が付きました」
GM「そんなチームに勝てるわけないだろう…」
秘書「我がチームは本日、延期になっていたパルマ戦です。我がチームは前半はマーティンスとヴィエリ、後半はレ
コバとク
ルスが猛攻をしかけますがフレイのファインセーブに阻まれ続けます。逆に一瞬のカウンターでアドリアーノに決められ0-1で敗戦です…。フレ
イは試合評価
10点でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれています」
GM「まだ5位か…3位まではほとんど差はないとは言え、来年のチャンピオンズリーグが…」
秘書「結局ミランがたった一敗の圧倒的な強さで優勝、ローマが最後に負けたため、インテルは4位でシーズンを終
えまし
た」
GM「あとはチャンピオンズリーグの決勝か…」
秘書「ちなみにレアルマドリーは7位で終わり、ケイロス監督は即日解任されています」
GM「…怖いよお…」
秘書「さあ、いよいよアーセナルとのチャンピオンズリーグ決勝ですっ!! 前半いきなりヴィエリが点を決めま
すっ!!
…が、すぐにアンリに同点弾を決められて前半戦終了です。…その後はダラダラとボールの奪い合いで…延長戦も終わってしまいました」
GM「PK戦か…」
秘書「トルドはいきなりリュングベリを止めますっ!! しかし、コルドバとレコバが連続で外し、2-1で4本
目、そして
ここでベルカンプを再びトルドが止めて同点ですっ!! そして五本目は…ああっ!?
パーラーが吹かしましたっ!! そしてクルスが決めて勝利です!! インテル、40年振りのチャンピオンズリーグ制覇ですっ!!」
GM「うれしいというより、クビにならずに済んだという気持ちの方が強い…」
秘書「ミラノの町は大騒ぎですっ!! ちなみに翌日の新聞は試合を支配していたのはアーセナルで、インテルは運
が良かっ
たなどと書かれています」
GM「まあ、どっちが強いかと言われればアーセナルの方が強いとは思うけれどね…」
2004/6
秘書「6月は日本に遠征ですね。偽マリノスとの親善試合ですが、ユーロ2004の為にイタリアの選手とオランダ
のファ
ン・デル・メイデが参加できません」
GM「つうかディ・ビアッジョまで召集するなよ。ボランチがいねえじゃねえか…」
秘書「親善試合はデ・サンクティスがミドルシュートを止められず先制されますが、後半から人が足りないので投入
した平山
がゴールを決めて1対1で引き分けです」
GM「まあ、そんなところでしょ…」
秘書「さて、今日はイタリアの最優秀監督の発表です。一位は当然ミランのアンチェロッティですね。ちなみに二位
は…あ
あっ!? 貴方ですよ!?」
GM「そうなんかい…」
03/04シーズン総括
ヴィエリ 32(1) 18得点7アシスト
マーティンス 25(9) 14得点9アシスト
レコバ 29(6) 12得点13アシスト
フリオ・クルス 24(6) 11得点7アシスト
サラジェダ 4(8) 2得点1アシスト
ラヴァネリ 2(11) 1得点
平山 0(10)
秘書「ヴィエリは怪我で1ヶ月離脱した事を考えればまずまずの得点ですかね?」
GM「個人的にはマーティンスだよな。よもやここまで活躍するとは…。レコバも今までで一番の出来だったんじゃ
ないだろ
うか。クルスも最初不振で放出寸前まで行ったがよく持ち直してくれたよ」
中田 43 6得点5アシスト
サネッティ 40(2) 1得点6アシスト
エムレ 23(8) 1得点3アシスト
ファン・デル・メイデ 19(15) 2得点3アシスト
秘書「2列目は人手不足でしたね。開幕時点では多過ぎたぐらいなのに…」
GM「本来はレコバが左ウィングで活躍していたのだが、後半戦からFWになってしまったからな。さらにキリ・ゴ
ンザレス
もゴネたから放出してしまったし、ココやパスクアレ、オカンは働きが悪くて2.3試合で見切ってしまったからな…」
秘書「中田とサネッティは代表も合わせると50試合は出場しています。特に中田は後半戦、トレーナーから出場ス
トップが
かかったほどですからね…」
GM「しかし二人とも素晴らしい活躍だった。アシストの数自体は少ないが、起点になった回数はかなりの数だ。
ファン・デ
ル・メイデはもうちょっと得点を稼いでくれると思ったが、まあ悪くはなかったな」
ザネッティ 32(1) 1得点5アシスト
ペロッタ 32 1得点3アシスト
ディ・ビアッジョ 23(7) 1アシスト
アルメイダ 10(5) 1得点
秘書「ダブルボランチは守備で考えれば世界屈指のスタッフが揃っていますね」
GM「ザネッティもペロッタもそれぞれ合計で1ヶ月ぐらい怪我をしていたので32試合だが働きは充分だ。逆に
ディ・ビ
アッジョが良すぎてそれが一番びっくり。評価の数値も7点台だ。アルメイダは開幕時点の1ヶ月の怪我の後、コンデションが整わずに使いたくて
も使えないこ
とが多かったな」
カンナヴァロ 48 1得点5アシスト
コルドバ 47 1得点
マテラッツィ 37 1得点
マルティネス 9(5)
ブレシェ 7(6) 1アシスト
秘書「DFは結局冬にマルティネスを補強しただけで一番薄い箇所です」
GM「補強しないのではなく、評価額の2倍3倍提示しても売ってくれないから補強できないというのが本当のとこ
ろなのだ
が…。メインの三人に大怪我がなくて本当に助かったよ。マルティネスもいい働きだった。ブレシェがそこそこ使えたのが個人的には驚きだったが
な」
トルド 45
ディ・サンクティス 6
秘書「トルドはさすがの活躍でしたが…サンクティスは僅か6試合でしたね」
GM「コッパ・イタリアの敗退も大したことの無いシュートを止められなかったり、ポロっとやったりして負けたわ
けだし、
評価も5点台だからな…。本当はもっと使ってトルドを休ませたかったが、怖くて使えなかったというのが真相だ。もっと使えと文句を言わなかっ
たことだけが
救いだな…」
<04/05>