フットボールマネージャー2008

フットボールマネージャー2008GM日記
<戻る> ・これはフットボールマネージャー2008のプレイ結果を元に中村嵐が脚色したものです。秘書はゲーム中には登場しません。
・文中の通貨単位は全て円です。

2007/6～8
秘書「さて、いよいよ次のシーズンの始まりですが、その前に最終確認として、フィーゴ、ソラリ、マテラッツィ、ダクールの四人は契約を更新しなくてよろしいのでしょうか？」
GM「うむ。これで年俸17億削減だな。と言っても、アドリアーノとレコバが復帰して、二人で10億だけどな…」
秘書「さらにマキシが加わりますから、まあほとんど一緒ですね」
GM「取り敢えず、ボランチとセンターバックが一人ずつだな。そうすると実は一人多くなってしまうのだが、アドリアーノが売れればな…。まあ、マイコンとかと同じく、こちらから売りに行くことはないけどな」
秘書「なるほど…。…おや、サンプドリアのパロンボが、フィオレンティーナと交渉しているようですね？」
GM「な、何？　それはまずい…。ボランチの第1候補だったのに…」
秘書「残念ながら、オーナー側はまだ来季の予算を通告してきません。…フィオレンティーナと契約してしまいました…」
GM「早速一つ誤算が…」
秘書「6月末に、ようやく予算が決まりました。但し、130億円というかなりの巨額ですよ？」
GM「年俸総額を削ってケチケチでやった甲斐がありましたよ。それではますばメッシに接触だ」
秘書「ま、マジすかっ!?　…本人に移籍する気がないそうです。…もしかして、違約金の90億円、丸々払う気だったんですか？」
GM「スペインの選手は違約金があるからね。本人に移籍する気があれば相手チームは関係ないからな」
秘書「恐ろしい…。取り敢えずはバルザーリとロジーナの共同保有の決定ですね。バルザーリは10億、ロジーナは8億で獲得しました。続いて、各チームより若手がレンタルバックされてきています」
GM「U20以外はみんな売り捌け。売れない奴はクビ」
秘書「…大粛正ですね。かしこまりました。そんな中、各チームがいろいろと蠢いていますね。ビジャレアルのロッシと、ポルトのクアレスマが人気のようですが？」
GM「取り敢えず、バレンシアのバネガがレンタル可になっているから、そのレンタルを申し込もう。さらにアグエロだ。権利金69億円で即日本人と交渉させるよう、アトレティコに通告しろ」
秘書「…本人は現在の3倍となる年俸10億円を要求しています」
GM「取り敢えず7億五千万円だ。これでも倍額でズラタンと同額だからな。他のチームが出てこなければ取れるが…」
秘書「…他のチームは割り込んできませんでした。交渉開始からたった3日でアグエロも契約に同意、ワンダーボーイの移籍にミラノ中が沸いています」
GM「まだ20歳だし、今後チームの軸となってくれる存在だな。トップでもトップ下でも使えるし、やはり高額移籍金を使うのなら青田刈りに限りますな。そうしたら、次はデッラフィオーレを共同保有で申し込んでくれ」
秘書「渋いところを申し込みますね。インテルユース出身だからですか？」
GM「いかにも。まあ、そこそこ使える選手だからな」
秘書「6億五千万で共同保有に成功しました。なお、クアレスマは40億でアーセナルへ、ロッシはローマに77億で移籍しています」
GM「ロッシはイタリア人だし、そのうち欲しかったのだが…ローマに移籍したからにはインテルには売ってくれないか…」
秘書「あとはボランチです。バネガが各チームからのレンタルの申し出を吟味中ですが、チームはもう26人ですがどうしましょう？」
GM「アドリアーノに興味を持っているチームはいるようなのだが、申し出が来ないよな…。クルスを売ろう。契約が残り一年だから、レンタルでも構わん」
秘書「かしこまりました。ちなみにクルス以外の今年で契約が切れる選手はいかがいたしましょう？」
GM「サムエル、コルドバは延長。レコバ、サネッティ、トルドは放置でいいや」
秘書「来年はそこを補強するわけですね。サムエルは二年、コルドバは1年の契約延長で同意しました。二人ともチームに忠誠心が厚く、自ら現状維持を申し出てくれましたよ。ただ、バルザーリの代理人が、年俸が低すぎるとクレームをつけてきました」
GM「まあ、確かに2億円は安いな。5億円を要求しているようだが、3億五千万ぐらいで提示してみろ」
秘書「それで5年の契約延長に同意してくれました。なお、クルスは売れませんでしたが、年俸100%負担でシエナにレンタルで移籍しました。ちなみにセーザルは相変わらず売れず、レンタルも年俸を30%ぐらいしか負担しない申し出しか来ません」
GM「もういいや。売らなくていいからリザーブに落としておけ」
秘書「かしこまりました。さて、バネガがようやくインテルに決めてくれましたが…あっ、移籍許可が出ませんっ!!　既にアグエロを獲得しているため、今季はこれ以上、EU国籍を持っていない選手を獲得出来ません!!」
GM「…マジ？　アグエロもバネガも、EU国籍持っていないのは知っていたよ。でも、レンタルでもその規制に引っかかるの？」
秘書「そのようです…」
GM「…正直、私もそれは知らなかったわ…。やばい。パロンボももちろんだが、その他候補にしていたベローゾもラッサラ・ディアナもこのオフに移籍しちまってる。候補がいないぞ…」
秘書「ど、どうしましょうか？」
GM「…スカウトの報告によると、コロッチーニやデミチェリスなら20億円ぐらいで買えそうだが、そんな中途半端な選手を取ってもしょうがないしな…。売ってくれないとは思うが、デ・ロッシとマスチェラーノにオファーしてみてくれ」
秘書「…残念ながら、60億円でも全く交渉に応じてくれません」
GM「ふう…きついのう…。取り敢えず今季はレンタルか何かでごまかすにしても、サネッティも歳のせいでだいぶ衰えているから、ビエラ、カンビアッソに若手のボルゾーニでは乗り切れん…。少しランクは落ちるが、リヨンのボドメールとかウディネーゼのオボドとかはどう？」
秘書「ボドメールは30億で断られました。オボドは契約を更新したばかりで、本人に移籍する気がないようです」
GM「ボドメールごときにこれ以上は払えん…。…うーむ…。本当はアンカータイプが欲しいのだが、本当の意味でのボランチになってしまうのだがレアル・マドリーのガーゴとかはどうだ？　25億円ぐらいなら悪くないが…」
秘書「…45億円を請求されました」
GM「…昨年はほぼ控えで評価額15億円の奴になんという金額だ…。しかも、2008バージョンのこの作品だと、ガーゴってトップ下みたいな能力なんだよな。2009ならもうちょっと守備が強くなっていると思うんだが…」
秘書「どうしますか？　多少は値引きするとは思いますが、交渉を続行しますか？」
GM「少し考え方を変えよう。スタンコやプルディッソ、キブも本職ではないが守備MFの位置は適正がある。2列目を補強してスタンコをボランチにするか、センターバックを取ってブルディッソかキブをボランチでも使うか、そういう方向で考えてみよう。ターゲットはもちろん、23歳以下の若いカンピオーネだ。…ビジャレアルを出たがっているゴンサロ・ロドリゲスと、ミランでリザーブに落とされているグルキュフとかどうだろうか？」
秘書「ゴンサロは36億円の請求です。グルキュフは共同保有20億円で許可が出ましたね」
GM「ゴンサロは高いな。せめて25億円ぐらいじゃないときつい。グルキュフはトップ下が本職だからサイドが出来ないのはきついんだが、取り敢えず交渉してみるか…」
秘書「現在、グルキュフの年俸は1億円ですが、なんと7億円要求しています」
GM「まあ、それはいつものブラフだからな。少し高いが、決裂しても困るから4億円ぐらいで提示してくれ」
秘書「…なんと、グルキュフ側は話にならないと一方的に交渉を打ち切ってしまいました…」
GM「…テメエは一生リザーブで干されてろっ!!　ふざけやがって…」
秘書「そんな中、スーペル・コッパはユヴェントスに1-2で負けてしまいました。ジュリオ・セーザルのフィジカル・コンディションが悪く、トルドを起用したのですが駄目でしたね…」
GM「はあ…困ったなあ…。ガーゴ、30億円ぐらいなら、安くはないけど悪い買い物じゃないんだけどなあ…」
秘書「あれからずっと交渉していますが、なかなか40億円を切りませんね。段々安くはなっていますが…」
GM「…よし、一気に35億円ぐらいまで上げてみろ」
秘書「…分割払いながら、38億円まで下がりましたね」
GM「一括払いで36億円でどうだ？」
秘書「…なんと、一括払いで37億円なら、という返事が来ました。」
GM「これは正直高い買い物だし、さっき書いたようにアンカーじゃなくてピポーテというかレジスタなんだけど、22歳の超有望株だし、中途半端な選手に 20億とか使うよりましか。チームにフィットしなくても、37億は無理でも20億円ぐらいで売れるだろうしな…」
秘書「そうですね。今まで交渉した中では、コロッチーニが一番まともだと思いますが、彼に20億円ちょっと使うのなら、ガーゴの37億円の方が意義はあると思います」
GM「それでは話を進めてくれ…」
秘書「はい。ガーゴはレアルで控えだったこともあり、あっさりと契約に同意しました」
GM「無駄遣いにならなければいいが…。まあ、さっきも言った通り、若い選手はまた売れる可能性があるからな」
秘書「しかし、結果としてはマキシを獲得しておいて良かったですね。さて、移籍金が16億円余りましたが、これでチームはほぼ完成ですかね」
GM「…自分、余っているのって気になる人なのよね…」
秘書「それはわからなくもありませんが…どこに使います？」
GM「いろいろ見てたらさ、ラツィオのカリッソがセカンドGKなんだよな。昨シーズンのうちにロボントを獲得しちゃってるから、レンタル終了で加入して浮いちゃってるんだよね。これは安く買えそうじゃねえか？」
秘書「少なくともラツィオに売る気はあるようですが、今までいろんなチームと交渉した結果、まとまっていないようですが…」
GM「10億で共同保有とか、どう？」
秘書「断られましたが…17億円だといいみたいです」
GM「それでいいよ。トルドはレンタルで出してくれ…」
秘書「もう8/30なので微妙ですが…。カリッソは即返事が来て契約に同意しました。本当に移籍金を使い切りましたね。ただ、トルドは複数のチームが興味を示しましたが、時間切れです。リザーブに落としておきますね。アドリアーノも獲得の申し込みがないので、18歳のバロテッリをユースに落としておきます。ちなみにヨーロッパスーパーカップはエヴァートンを下しています」
　　　
3-4-1-2
FW　イブラヒモビッチ　アグエロ　マルティンス　アドリアーノ　
AMF　リケルメ　ヒメネス
WG　ロジーナ　パンデフ　スタンコビッチ　マキシ・ロドリゲス　レコバ
MF　サネッティ　カンビアッソ　ビエラ　ガーゴ　ボルゾーニ
DF　バルザーリ　キブ　サムエル　コルドバ　ブルディッソ　デッラフィオーレ
GK　ジュリオ・セーザル　カリッソ　オルランドーニ

雑誌記事風チーム紹介
・チーム初のリーグ4連覇に挑むインテル。前線にアトレティコからアグエロとマキシを獲得、また移籍の噂もあったアドリアーノも残留しさらに攻撃陣は強化された。
また、アグエロに加えガーゴやカリッソ、デッラフィオーレなど若いタレントを多く獲得し、数年先を見据えた補強も同時に行っている。
昨シーズンの主力はほぼ残留しており、新戦力がフィットすればより強力なチームとなることは間違いなく、四連覇に視界良好といったところか。

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