告白

お互いに傷つくのが嫌だからと  君は言った
その気持ちはよくわかる  少し前まで僕もそうだったから
だけど傷つくことは怖いことじゃない
そう伝えたいけれど  言葉にならなかった

やっと僕もふられました  悲しくはなかった
何故か穏やかな気持ちで  告白できた自分に感動してた

人を好きになるのは  恐いことだ
眠れない夜が怖くて  言葉を交わすのも怖くて
告白するのが怖くて  断られるのが怖くて
まわりに馬鹿にされるのだって怖くって
そして付き合えたとしても  それがいつ壊れるのかと・・・

傷つくことに恐れをなして  いつも自分の気持ちから逃げていた

そんな時になんとなく付き合った僕らは
やっぱり怖いことから逃げていただけなんだろう
君は後悔しているかもしれないし  僕もいい思い出じゃあない
それでも付き合えたことは  後悔はしていない
ただ  告白も出来ない僕がいきなり恋人を作っても
うまくいくはずがないのが  当たり前なだけだったのさ

今更君に言うこともないし
君は僕の顔も見たくないと思ってるだろうし
それは僕も同じだけど・・・ひとつだけ報告したいこと

僕も  告白が出来るようになりました
 
 
 
 
 
 
 

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