あとがきのようなまえがき
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 そもそもこの作品は、高校時代に書き始めた作品です。主人公・中井美樹の高校三年間の物語で、内容は全て完成してますが、実際に書き上げたのは高ニの夏休み明けまでです。全部デジタル化しているのでHPに載せられないこともないのですが将来的に一から書き直そうと思っているのでアップしていません。書き直す、と言っても文章を書き直したいだけなので内容はそんなに変える予定は無いのですけどね…。 
この作品は、何の思想も無く書き始めました。私の作品は何か伝えたいテーマがあって、それをドラマに盛り込んで提示すると言う、ストーリーテラーを作品を書く上でのスタイルにしているのですが、あばんちゅうるにはそれがありません。とは言っても、今は何かしらそう言ったものは取りこんで書いていますが、少なくとも書き始めた時は何の思想もありませんでした。何せ書き始めた理由が喧嘩ですからね。 
当時の僚友、夢☆幻が「マーマレードボーイ」というラブコメ少女漫画が面白いと言って私に読ませ、「こんなのつまらん」と言ったことから喧嘩が始まり、夢☆幻の「そこまで言うなら自分で作ってみろ」と言う言葉に「ああ、わかったよ!」と言って書き始めたのです。だから、面白いラブコメを作る、ということしか最初のテーマには無かったわけです。当時練習の為に書き始めた処女小説の恋愛小説がもうすぐ完成し、いよいよ本格的にファンタジー小説に取りかかるか、と言う時でしたが、それからすっかりこのあばんちゅうるに付きっ切りでもう十年になろうかという感じです。仲間内からは「ラブコメじゃないよ」と言われながらも、神代君を除く仲間は私の作品の中ではこのあばを一番評価しております。トホホ…やっぱ世の中は衆愚なんだよね。ねえ、神代君? 
そんな感じの「あば」ですが、HPで毎月書く小説を、ということであばの設定を流用したゲーム小説として隔月連載を始めたわけです。えみりやさくらは元々いたキャラですが(無論、本編はそこまで書いていないので設定だけですが)倫子は完全にあばげま用の新キャラです。もっとも、本編にも出してやりますけどね。つまり倫子以外は全て本編にいるキャラになります。そして律子が既に書いた本編とかなり性格が変わっています。それも書き直しで修正する予定だったのですがこちらで前倒しという感じですか。元々のあばが、空手部・パソコン部・一年生(ナームたちのクラス)・生徒会という多重構造で物語が進んでいたので、そのうちパソコン部だけを切り取って、無限ループで書いている、という形になりますか。基本的にずっと書いていくつもりなので、余り昔の回は当時の状況がわからないと思いますのでタイトルの横にある作品の時期設定を見て、おわかりになる年代からお読み下さいませ。

2002.2.11
中村嵐


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