いつか見た風景


   夢なんだろうか、幻なんだろうか。
   そんなことを思いながら道を歩く。
  悲しいような、寂しいような。
  もしかしたら、嬉しいような。              さよなら
     そんな微妙な心を抱いて。               一言の言葉。

         戦場
         あれっと思った時。
          目の前に広がる世界。
           自分しかいなくても。
            多分ここが僕の戦場。

   遊び
      一人でもできる。
      二人でもできる。                    恋愛
      でも、誰にもできない、そんな遊び。         しょせん、遊びだとだれかが言った。
                                 反論できずに僕は黙りこんだ。
頑張って                              そういう恋愛があることも、僕は知っているから。
   そう言われるたびに何かが壊れる。              それでも、それだけが「真実」じゃないって、
   嫌いだったはずなのに、僕も言う。             僕はそっと心の中で呟いた。
   頑張ってね、と。愛するあの人に。

                       孤独
                       何もないこと。
                       自由なこと。
                       何もないこと。
                       限りなく、不自由なこと。

ごめんね
どうして謝るの?                       ありがとう
 悪いのは僕の方なのに。                  言えなかった一言の言葉。
  本気だったってことは、ちゃんと分っているから。      言いたかった言葉。
 だから、謝らないで。                     一緒にいてくれてありがとう。
謝るのは僕の方だから。

虚構
どこにもないもの。
想像したこと。
いつかどこかで見た風景。

作者後書き
 ちゃんとレイアウト出てるかな・・・。本当はこういう作品はネットで書くべきじゃないんですが・・・。
 フルスクリーンで、改行がないようなレイアウトにして御覧ください。
 こういう作品は好きです。ただ、私の場合は技巧でしか作れないので・・・天然で勢いでこういう作品書ける人って 尊敬しちゃいます。
 では、いずれまたお会いしましょう・・・。
作・夢☆幻
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